魚突きのおすすめモリ3選 スピアフィッシング初級~中級向けの銛を紹介

  • 2024年4月5日
  • 2024年9月22日
  • 道具

みなさんこんにちは、管理人のすぐるです!
今回は魚突きをこれから始める方・やり始めて少し慣れてきた方にむけて、私が考えるおすすめのモリを紹介したいと思います。

そもそも魚突き自体がマニアックな分野なので、情報があまりネットに掲載されていないし、商品自体の数も少ないですよね。そんな中で、自身にあったモリが見つけられるよう、選び方なども解説していきます。

モリ選びのポイント

モリは人によって好き嫌いが分かれる部分もありますが、次のようなポイントは購入する前に考えた方が良いと思います。

長さ

モリを選ぶにあたり一番重要な要素だと個人的には思っています。というのも、YouTuberの使っているモリは3m~5mといった長いタイプをよく見かけますが、彼らは超上級者かつポテンシャル高いから扱えるのであって、初級者~中級者は安易に真似をしない方が良いです。

実際に使ってみるとわかりますが、長いモリは本当に扱いが難しいです。また、ある程度の水深(10m以上とか)ならメリットも多いですが、初級者や中級者がメインで活動する水深5m未満や穴突き(岩の中隠れている魚を突く)に関しては、そこまでの長さは必要ないです。

強いていえばフィールドの状況に応じて長さ調節ができるタイプのモリがベストです!

まずは体格に応じて3m以下(初級者なら2m前後でも良い)から選ぶのがおすすめです。

シャフトの素材

シャフトは人によって好き嫌いがかなり分かれる印象です。大きくはアルミ・カーボン・鉄(ステンレスなど)の3種類になるかと思います。(私が知る限りでは、、、)

アルミは軽くて丈夫で、金額も安価になっており、初級者にはおすすめです。カーボンは軽量で扱っているメーカーも多いですが、変形(シャフトが曲がる)しやすく、力が分散するというデメリットもあります。僕は以前カーボンを使っていましたが、一回折れてからアルミに変えました。鉄(ステンレス)は最も丈夫ですが割高になります。大量生産のメーカーではなく、個人商店系の人がよく作ってますね。重量も少し増えるため、中級者以上におすすめのシャフトかなと思います。

モリ先のネジ経(太さ)

モリ先(モリの先端部分)を装着するネジのサイズについても考慮した方が良いです。というのも、魚突きをしていく中でモリ先だけ変えたいという状況がたまにあります。その際、ネットで販売されているモリ先が自分のモリに装着できるかは、このネジ経によって決まります。

私が知る限り、広く普及しているモリ先のネジ経はM8(外径8mm)になるため、このあたりを選んでおくと間違いないかと思います。

重さ

重さは魚突きのレベルによって判断した方が良いと思います。そもそも魚を突くにあたり、ある程度の重さはあった方が良いと考えています。物理的な感じでいうと、モリを放つ力(運動エネルギー)は重量によって決まるからです。

ただ、重いとそれだけ扱いも難しくなるため、初級者のうちは軽量なモリがおすすめです。だいぶ慣れてきたタイミングで、少しずつモリを重くしていくのが良いかと!

収納性

使うことだけでなく、持ち運びや保管のことも考えておくと良いです。というのも、モリは全長2~3mくらいあったりするので、車への積み込みや自宅での保管をするうえで、可能な限りコンパクトに収まるものにしたいですよね。軽自動車だと苦労します。

そのため、最低でも2本継のような各パーツをつなぎ合わせて使用するタイプのモリが良いです。個人的には、収納時の長さが1m未満だと扱いが超絶ラクになる気がします!

おすすめの銛3選

これまでに紹介したモリ選びのポイントを元に、おすすめのモリ3選を紹介しちゃいます。

Trusner

まずは僕たちの会社が制作を手掛ける「Trusner(トラスナー)」のモリです。

Trusnerは初級者から中級者向けに設計されています。まず長さが166cmか233cmで調節可能になっているのがポイントです。この166cmというのが案外使い勝手がよく、穴突きなどでは重宝すると思います。

シャフトの素材はアルミ製で、使用時も曲がらず力を伝えることができます。また、アルミ素材にしたことでコストカットを実現し、相場より安価になっているかと思います。その他、70cmの超コンパクトに収納でき、モリ先もM8ネジタイプで幅広なパーツを装着できます。

ULTIMATE DIVE

ULTIMATE DIVE(アルティメットダイブ)はアメリカで立ち上げられたスピアフィッシングメーカーで、日本の代理店により販売されています。いくつかバリエーションもありますが、最初は225cmのタイプから購入するのが良いと思います。

シャフトはカーボン製で、モリ先はM8のネジタイプを使用しています。僕も以前はULTIMATE DIVEのモリをよく使っていました。

SPEAR SEALS

SPEAR SEALS(スピアシールズ)国内のスピアフィッシングブランドで、比較的新しいショップかと思います。商品自体はULTIMATE DIVEと結構似ていて、細かな金額や仕様で判断する感じになりそうです。

シャフトは基本的にカーボン製、最初は3ピース270cmのモデルから試してみると良いかもしれません。

まとめ

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!
モリを選ぶ際には、長さ・シャフトの素材・モリ先のネジ経・重さ・収納性などのポイントを考慮し、自身にあったモリを探してみてください。

また、今回紹介したモリは有名どころのものに絞ったので、個人商店が販売しているようなモリなども見つつ、判断しても良さそうですね。みなさんに最高のモリが見つかることを願っています!