魚突きのおすすめフロート/スピアフィッシング・モリ突きの必須アイテム

  • 2024年4月9日
  • 2024年9月22日
  • 道具

こんにちは、管理人のすぐるです!
今回は魚突きで使うおすすめのフロートについて紹介したいと思います。初級者の方だと、「なぜ必要なのか」、「どんなものを選べば良いのか」など細かく分からないかと思うので、そのあたりも含めて書いていきます。

魚突きフロートの必要性

みなさんも既にご存知と思いますが、YouTube等で魚突きをしている人のほとんどがフロートを使用しています。その理由は次の3つだと僕は考えています。

船やボート等に存在を知らせるため

魚突きをしているときは水中に潜っているため、海面から見えていないことが良くあります。その状況で船やボートが接近し、突き師が浮上したタイミングで接触してしまうという事故が過去にも発生しているみたいです。

エンジン付きの船やボートだと、数十キロのスピードが出ていたりするので、最悪死に至るケースもあるでしょう。また、大きいスクリューが付いた船舶にダイバーが巻き込まれて死亡した事故も発生しているため、船やボートに自身の存在を知らせることはとても重要なのです。

水難事故の対策

海では何が起こるか分かりません。例えば、潮で沖に流され漂流したり、潜水中に足がつってしまったり、海洋生物(サメとか)に襲われたり、、、というように、万が一に備えてライフジャケットのような浮力のあるものを携帯しておくのが良いでしょう。

また、ずっと潜り続けるのは結構疲れるので、フロートにしがみついて休憩したり、エントリー(海に入る場所)とポイントの行き来でフロートをビート板のように使って移動するのも楽ちんでおすすめです。

突いた魚や荷物を積載できる

突いた魚を手で持って移動するのはナンセンスですよね。なのでYouTuberなんかもそうですが、突いた魚をフロートのストリンガー等に引っ掛けておく人が多いかと思います。そうすることで両手があき、次の魚を狙うことができます。

また、ドリンクホルダーをフロートに装着し、ペットボトル等でこまめに水分補給することをおすすめします。その他、沖の方まで出る人だと、万が一に備えて予備の銛先やゴムをフロートに積んでおき、海の上で交換している人もいるみたいです。

魚突きフロートの種類や選び方

魚突きのフロートは海外のメーカーから出されているものが多く、自身にあったものを選んで使用します。ざっくりですが、次のような種類・特徴があります。

素材

フロートの素材は僕の知る限り、ビニール・ナイロン・プラスチックの3種類が一般的かと思います。ビニールはシンプルな構造で安価なものが多いため、ここから試してみるのも良いでしょう。ナイロンはファスナー等があって積載性に優れていたりしますが、ビニールより少し高価な印象です。プラスチックは衝撃に強い&岩などに引っかかりにくく使いやすいですが、金額は高めになります。

大きさ

小さいフロートは持ち運びが便利で、使用中も邪魔になりにくいです。大きいフロートは、つかまりやすくて休憩に便利なのと、多くの荷物を積載できるメリットがあります。ここは好みになるので、自身のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

収納性

ビニールやプラスチックでもフックなどを上手く使えば積載性を高めることもできますが、ファスナーやマジックテープでポケットに荷物がしまえるのはナイロンタイプのメリットになると思います。銛先やゴムの替えを持っていく場合は、そのあたりも考慮して選ぶと良さそうです!

魚突きのおすすめフロート

これまでの内容を踏まえ、それぞれの素材で1つずつおすすめのフロートを紹介します。

ビニール(Salvimar)

ビニール×ブイタイプのフロートです、サイズも小さく扱いやすいです。ただ、積載性は少し低いかもです。

ナイロン(O.ME.R)

マジックテープのポケットやフックがたくさん付いているので、荷物を多く積みこめます。

プラスチック(NoA)

丈夫で岩にひっかかりにくく、使いやすいフロートです。積載性を高めるためにリングやカラビナ等をつけても良いでしょう。

まとめ

今回は魚突きで使うおすすめのフロートについて、種類や選び方を含めご紹介しました。フロートは命を守るだけでなく、効率的に魚を突くための必須アイテムといえるでしょう。ここまでの内容をぜひ参考にしていただき、自身にあったフロートを探してみてください!